なぜ私が国際理解教育・開発教育に携わるのか、
そのルーツを思い出してみました。。。
(三田景子)
学生時代に世界青年の船という事業で2ヵ月間、
船上で約20カ国の青年と過ごしました。
アフリカ、ヨーロッパ、アジア、中東、北米、南米など、
世界のあらゆる地域からやってきた青年たちとの
共同生活・・・はじめは皮膚の色や衣装など、外見の
違いにびっくりしてましたがあっという間に打ち解け、
最終日には全員涙を流し、抱き合って、中々船を
離れることができませんでした。
地上に降りたら、世界中の様々な地域での紛争・
戦争のニュースが飛び込んできました。
私たち船の仲間も、出会った場所や出会い方が
違ったら、お互い殺しあっていたのかもしれない・・・
そんなことを考えたらゾッとしました。
それからというもの、世界で起こる様々なニュースが
'あ、◎◎ちゃんの住んでる地域だ!’とか、
'×××ちゃんのお隣の国だ’とか、他人事では
無いように感じるようになりました。
大学卒業後、国際協力関係の仕事でラオスに
4年半滞在しました。
外国の企業が様々なビジネスで入っていました。
外国人同士ということで、彼らとの付き合いも自然と
あり、よく一緒にご飯を食べたりしました。
彼らは本当に一生懸命働いていました。自分の会社の
為、そして国にいる家族の為に。
しかし中には、彼らの仕事が森林伐採や水質汚染など
ラオスの村の人々の生活を脅かすような事例も目に
しました。 一生懸命働いているのに、知らないところで
誰かを傷つけている・・・何かがおかしいし、もったいない。
帰国後、感じたことを報告会という形でただ伝えようと
しても、参加者にイマイチうまく伝えることができなかった
です。そんな時に出会ったのが国際理解教育・開発教育。
パワーポイントで作った資料を見せながら一方的に話を
するのではなく、参加者も一緒に考える小さなワーク
ショップを取り入れたら、参加者の反応が劇的に変わっ
たのです。・・・それから、参加型学習の面白さに取り
つかれて(?)しまいました。
貧困、紛争、人権、環境、異文化理解・・・国を超えた
様々な課題が存在しますが、それらをただ知識として
学ぶのではなく、自分自身との繋がりを理解し、解決の
為の行動(小さなことでも)に結び付けるような、そんな、
悲観的ではなく未来をワクワク描くような学びの場を、
はま国ネットの仲間と作っていきたいです。